こんにちは。HC西脇 西脇店 近都です。久しぶりの投稿となります。
10月7日、8日と春日神社の秋祭りに参加してまいりました。現在、例大祭には練太鼓2台と子供神輿3基が出御。練太鼓は「あばれ太鼓」とよばれ、近在で有名になっています。他地域の反り屋根型布団屋台とは異なり、木材を縦横に組んだ台の上に太鼓を乗せただけの簡素なものですが、それを、乗り子を振り落とさんばかりの勢いで地面に叩き付けます。
宮入り前後において、太鼓を左右に繰り返し横転させる練り合わせは、その名に恥じない姿を披露しています。乗り子が落とされないように必死に屋台につかまりながら、太鼓を打ち鳴らす姿が見る人たちを圧倒します。
実際に見るのと写真では迫力が伝わらないのが残念ですが、左右に横転させてる様子を見ていただくとほぼ90°傾いてるのがお解り頂けるかと!
現在乗り手は以前の青年、大学生から現在は高校生へと変遷しています。担ぎ手は全員腰巻に地下足袋姿となり、二日間にわたり担ぎ通します。多くの太鼓が台車をつけているなかで、あばれ太鼓だけは、人の肩だけで終始担がれているのも特徴のひとつです。
他所からの見学者の目に映る素朴で勇壮な太鼓の姿は、新鮮な感動を人々に与えています。春日神社で繰り広げられるあばれ太鼓の勇壮な様をご覧になられたい方は来年是非お越し下さい!