山々が色づき、すっかり晩秋です。
朝晩の冷え込みは日に日に厳しくなってます。
こたつ、そろそろ出してもいいんじゃないでしょうか、ねえ?
ウチでは、こたつを出すのには、「こたつ奉行」たる主人の許可がいるんです・・。ホットカーペットもそう。今年は10月に入ってもずっと暖かかったですが、下旬になって急に気温が下がりましたよね。あの時は朝の寒さにびっくり、「秋を通り越して、いきなり冬が来た!」と焦ったもんです。さむいさむい、もうホッとカーペット出してほしいな〜!って、娘と一緒に猛アピールですよ。
11月に入ってやっと、仕事を終えて家に帰ってきましたら、リビングにホットカーペットが出してあったときのうれしさといったら、もう、やったー!わーい!と大喜びでした。すぐさまマイ膝掛けを持って、ほかほか温かいカーペットの上へ。ぬくぬくしながらテレビを観るひとときはまさに極楽〜♪です。
しかし、あれからもうひと月が経とうとしています。まだでしょうか、こたつは。。。例年12月に入ってからじゃないとお目見えしませんからねえ。娘と二人して、それとなく、御奉行の顔色をうかがう毎日です。
こう書きますと、まるで主人が亭主関白のように聞こえますが、決してそんなことはございません。主人が「こたつ奉行」になった理由は、家の掃除を全面的に担当してくれているからなのです。ちょっと毛が落ちているのを見つけたら、ダ○ソンのコードレスクリーナーでササッと吸い上げてきれいにしてくれます。夜、ドラマを観ていていい場面でも、ゴミを見つけたら掃除が優先です。私も娘も決して文句は言いません。その横でそれとなく、テレビの音量を上げたり下げたりして・・・います。
掃除を主人に任せきりの私や娘にとって「掃除」は踏み込むことをはばかられる聖域なのです。そして、悲しいことに、私と娘が愛するこたつ布団は、主人の掃除をじゃまする天敵、と見なされています。しかし、主人の掃除への思いよりも、「寒さから家族を守ろう」という思いが上回る時期が必ずやってきます。12月のいつか、そのうちに、きっと。。。。
なので私たち母娘は「さむいな〜」とさりげなく声に出しながら、地道に、こたつアピールを続けます。静かな戦いです。そしてある日、仕事から帰ってきたら、リビングにこたつが出ている日が来るはずです。そのときの喜びは11月のホットカーペット以上でしょう。
ところでみなさんのお宅では、どんな暖房をされていますでしょうか。お宅ごとにそれぞれの物語があろうかと思います。真冬のめっちゃ寒い日は、我が家では、こたつ、ホットカーペット、エアコン、ファンヒーターまで総動員です。冷えは万病のもと、といいますから、暖かくしてお過ごしくださいね。